
洛和会京都看護学校(京都市山科区)は、関西圏の医療系専門学校の中でも非常に高い信頼と実績を誇り、特に助産学科は、助産師を志望する受験生から毎年熱い注目を浴びています。入試過去問・偏差値・倍率・学費・学生寮・社会人入試・専門実践教育訓練給付金といった情報を掲載します。受験準備から合格後の生活面まで、洛和会京都看護学校を検討する際に役立つ情報をまとめました。
洛和会京都看護学校は、京都府京都市山科区に位置し、一般社団法人洛和会ヘルスケアシステムが運営する伝統ある看護養成校です。洛和会は京都府内に多くの病院や介護施設を展開しており、その強力なネットワークを活かした実践的な教育が最大の強みとなっています。
助産学科は、看護師免許取得者(または取得見込み者)を対象とした1年制の課程です。少人数制(定員20名程度)を導入しており、教員と学生の距離が非常に近いのが特徴です。また、実習先の多くがグループ内の洛和会音羽病院をはじめとした高度な医療機関であるため、現場の最前線で求められるスキルを最短期間で身につけることが可能です。地域に根ざした母子保健のスペシャリストを育成するカリキュラムが組まれています。
本校の助産師国家試験合格率は、例年全国平均を上回る極めて高い水準を維持しています。卒業後の進路についても、洛和会グループ内の病院への優先的な就職はもちろんのこと、京都府内外の総合病院や周産期センター、助産所への就職実績も豊富です。キャリアサポートが手厚いため、学生は安心して学業に専念できる環境が整っています。
助産師養成課程は、一般的な大学や看護専門学校とは異なり、偏差値を一概に算出するのが難しい側面があります。しかし、難易度の目安としては、看護系大学卒業レベルの知識が求められるため、偏差値50〜55程度の学力は必須と言えます。特に助産学科は定員が少なく、京都府内でも数少ない専門学校の1年課程であるため、数字以上の競争意識を持って挑む必要があります。
助産師の入試において、偏差値以上に重視されるのが「看護師としての基礎知識」と「志望動機の明確さ」です。単に偏差値が高いからといって合格できるわけではなく、なぜ助産師になりたいのか、どのような助産ケアを実践したいのかという、強い倫理性と人間性が厳しく評価されます。
洛和会京都看護学校助産学科の入試は、特別推薦、学内推薦、洛和会推薦、一般に分かれます。主な試験科目は以下の通りです。
・小論文: 与えられたテーマに対し、論理的な思考と倫理観を記述します。※必ず年度、入試方式ごとに学校サイトでご確認ください。
・看護学(基礎知識): 看護師国家試験レベルの基礎知識が問われます。母性看護学だけでなく、基礎看護学の知識も重要です。
・個人面接: 助産師を目指す情熱、適性、ストレス耐性、卒業後の貢献意欲などが深く問われます。
合格ラインについては非公表ですが、基礎知識を問う筆記試験で7割以上の得点を確保しつつ、面接で「助産師としての資質」を認められることが合格への絶対条件となります。提出書類はその前提となります。
洛和会京都看護学校助産学科の倍率は、年度により変動しますが、概ね2倍から4倍程度で推移しています。定員が20名と極めて狭き門であるため、少数の志願者増減が倍率に大きく影響します。特に近年は、一度社会に出てから助産師を目指す「キャリアチェンジ組」の志願者が増えており、安定した人気を保っています。
倍率が変動する要因としては、近隣の看護大学に助産師課程が新設されたり、逆に廃止されたりするなどの周辺環境の変化があります。また、洛和会は奨学金や学生寮が充実しているため、不況時や経済的な安定を求める受験生、遠方の受験生が増える場合には、倍率が上昇する傾向にあります。
合格者に共通しているのは、試験対策を早期から開始している点です。特に現役の看護学生であれば、国家試験対策と並行して助産学校の対策を行っています。また、社会人合格者の多くは、「なぜ今、助産師なのか」という問いに対して、具体的な経験に基づいた説得力のある回答を用意しています。
洛和会京都看護学校では、入試の透明性を高めるために過去問の公開を行っています。ただし、全科目の詳細な模範解答まで公開されているわけではないため、出題形式や難易度のボリューム感を把握するための資料として活用するのが一般的です。
出題は「看護師として知っておくべき標準的な知識」を問う傾向があります。対策としては、看護師国家試験の過去問(特に母性看護・小児看護分野)を徹底的に解き、基礎を固めることが近道です。小論文に関しては、医療倫理や少子化問題、周産期医療の現状について、自分の意見を800文字程度でまとめる練習を繰り返しましょう。くわしくは敏塾にご相談ください。
助産学科(1年課程)の学費は、私立の専門学校としては標準的な設定です。初年度の納入金はおよそ120万円〜150万円程度が見込まれます。これには入学金(約20〜30万円)、授業料、施設設備費が含まれます。
上記の学費以外に、教科書代、ユニフォーム代、実習費、学生保険料などが別途必要となります。これらを合わせると、年間でプラス20万円前後の自己負担が発生する可能性があるため、余裕を持った資金計画が必要です。
洛和会では、独自の「洛和会奨学金制度」を設けています。これは、卒業後にグループ内の施設で一定期間勤務することで、返還が免除される制度です。また、厚生労働省の「専門実践教育訓練給付金」についても必ずチェックしましょう。
遠方からの学生を強力にサポートするのが、提携学生寮「ドーミー京都山科」です。学生生活をスムーズにスタートさせることができます。
居室は個室で、机、ベッド、エアコン、冷蔵庫などが完備されています。オートロックや防犯カメラ、そして何より管理人が常駐しているため、女性が多い助産学科の学生にとって非常に安全な環境です。勉強に集中したい時期、セキュリティーの安心感は大きなメリットとなります。
ドーミーの大きな特徴は、手作りの食事が朝夕2食提供される点です(※日曜・祝日等を除く)。助産学科のカリキュラムは非常に過密で、実習期間中は自炊をする時間がほとんどありません。バランスの取れた食事を毎日摂れることは、健康管理の面で非常に有利です。
寮費は食事代込みで月額6万円〜8万円程度です。一般のワンルームマンションを借りて自炊する場合と比較しても、光熱費や食費を考慮するとコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
洛和会京都看護学校の最寄り駅は、京都市営地下鉄東西線の「御陵(みささぎ)駅」または「山科駅」です。JR山科駅は新快速が停車し、京都市内(京都駅)からもわずか5分、滋賀県大津市からも1駅という抜群のアクセスの良さを誇ります。
山科区は閑静な住宅街が多く、治安は比較的良好です。駅周辺にはラクト山科ショッピングセンターなどの商業施設やスーパー、ドラッグストア、コンビニが充実しており、日常生活で困ることはありません。学校周辺は落ち着いた環境で、学習に集中するのに適しています。
寮に入らず一人暮らしをする場合、家賃相場はワンルームで4万円〜6万円程度です。学生街であるため、学生向けの物件も豊富に見つかります。ただし、助産学科の学生は実習等で帰宅が遅くなることもあるため、駅からの明るい道沿いやセキュリティ重視の物件選びが推奨されます。
洛和会京都看護学校の学園祭は「水脈祭(みおさい)/水脈際」と呼ばれます。「水脈」という言葉には、看護の心が脈々と受け継がれていくこと、そして地域社会との繋がりを大切にするという意味が込められています。毎年秋頃に開催され、学生たちが日頃の学習成果を披露しつつ、リフレッシュする貴重な機会となっています。
模擬店やステージ企画など、一般的な学園祭の要素に加え、看護学校らしい「健康測定コーナー」や「看護体験」などが実施されます。地域住民の方々も多く来場し、交流を深める場となっています。
洛和会での1年間は非常にハードですが、そこで得られる経験と絆は、あなたの助産師人生においてかけがえのない財産となるはずです。応援しています!受験対策については敏塾にご相談下さい。