
NHK総合の人気ドキュメンタリー番組『病院ラジオ』の最新作が、2026年2月に放送されます。今回の舞台は、埼玉県北足立郡伊奈町に位置する埼玉県立がんセンターです。お笑いコンビ・サンドウィッチマン(伊達みきおさん・富澤たけしさん)の二人が、がん医療の最前線で闘う患者さんやそのご家族、そして支える医療従事者の「心の声」を聴き出します。
『病院ラジオ』は、病院内に1日限定のラジオ局を開設し、リクエスト曲とともに日頃なかなか口に出せない本音を語り合うという番組です。涙と笑いが交差する、唯一無二のヒューマンドキュメンタリーです。
今回の『病院ラジオ』埼玉県立がんセンター編の放送スケジュールは以下の通りです。祝日の朝、ご家族でゆっくり視聴できる時間帯となっています。
【本放送】 2026年2月11日(水・祝) 午前 8:15 ~ 9:14(NHK総合)
【見逃し配信】 放送後、NHK ONEにてインターネット視聴が可能になる予定です。リアルタイムでの視聴が難しい場合や、もう一度じっくり見返したい場合に最適です。
2026年2月9日現在、『病院ラジオ』本放送直後の具体的な再放送日時は公式に発表されていません。過去の傾向では、反響の大きかった回は深夜枠や祝日の午後に再放送されることが多いため、NHKの公式サイトやEPG(電子番組表)を継続的にチェックすることをお勧めします。
今回、サンドウィッチマンの二人が訪れた埼玉県立がんセンターは、埼玉県北足立郡伊奈町にある、がん診療連携拠点病院です。最新の設備と高度な医療技術を備え、県内外から多くの患者さんが治療に訪れる、がん治療の要とも言える施設です。
専門的な治療が行われる場所だからこそ、そこには多くの「覚悟」や「願い」が集まります。『病院ラジオ』では、普段は白衣や病衣に隠れて見えにくい、一人ひとりの人間ドラマにスポットライトが当てられます。
『病院ラジオ』の最大の特徴は、サンドウィッチマンの二人が醸し出す「飾らない空気感」です。深刻になりがちな病気の話を、彼ら特有のユーモアと優しさで包み込み、出演者が自然と笑顔で本音を語れる空間を作り出します。
『病院ラジオ』には、過酷な治療を続けながらも、明るさを失わない方々が登場します。乳がんと向き合う女性は、同じ病と闘う友人への感謝を語ります。孤独になりがちな闘病生活において、理解し合える「戦友」の存在がいかに大きいかが伝わるエピソードです。
また、抗がん剤治療の影響で外見に変化が生じても、「今、この瞬間をどう生きるか」を大切にしている方の姿は、視聴者に強い感銘を与えます。「おしっこ大会」という、副作用による通院の中でのユーモラスな交流エピソードなど、病気と共に生きる日常のリアルが描かれています。
『病院ラジオ』で見逃せないのが、医療従事者側のエピソードです。自らも子宮全摘という大きな手術を経験した看護師が登場します。自らが「患者」の立場を経験したことで、患者さんが抱える不安や痛みをより深く理解できるようになったという告白は、医療の現場における共感の重要性を改めて教えてくれます。
謎の高熱から白血病であることが判明した方は、治療を継続しながらも、全力で趣味の旅行を楽しむ姿を見せます。また、残された時間を夫と穏やかに過ごしたいと願う方の、切実で温かい想いも紹介されます。これらすべてのエピソードに共通しているのは、「病気は人生の一部ではあるが、すべてではない」という力強いメッセージです。
収録後、伊達みきおさんと富澤たけしさんは、埼玉県立がんセンターで出会った人々について、「お話し好きの方が多く、さまざまな覚悟をしながら今を生きるパワーをすごく感じた」と振り返っています。サンドウィッチマンの掛け合いが、重いテーマを扱う番組に「救い」と「親しみやすさ」を与えています。
『病院ラジオ 埼玉県立がんセンター編』は、単なる闘病記ではありません。それは、「限られた時間の中で、いかに自分らしく笑って過ごすか」という、すべての人に通じる普遍的なテーマを扱った物語です。サンドウィッチマンの二人が引き出す、患者さんたちの輝くような言葉に、ぜひ耳を傾けてみてください。