ドロセア・オレム(Dorothea Orem):生没年: 1914年〜2007年。生まれ: アメリカ、メリーランド州ボルチモア。死因: 老衰。バージニア州にある自宅で亡くなりました。人は自らの健康を管理する能力、すなわち「セルフケア」の能力を持っていると考え、その能力が不足したときにのみ看護師が介入すべきだと提唱しました。
ドロセア・オレムは患者自身が持つ力を信じ、それを引き出すことを看護の核に据えました。過剰な援助は患者の自立心を奪うという考えは、患者一人ひとりの尊厳を尊重する看護のあり方を示しています。
主要著書: 『看護:実践の概念 (Nursing: Concepts of Practice)』
Amazonでの掲載: 『オレム看護論:看護実践における基本概念』という邦題で出版されており、Amazonなどで入手可能です。