2026年春、NHK連続テレビ小説『風、薫る』が放送開始されます。舞台は明治時代の日本。看護婦養成所を舞台に、異なる境遇を持つ2人の女性----一ノ瀬りんと大家直美----が出会い、命と向き合う日々を描いた感動のヒューマンドラマです。
一ノ瀬りん(演:見上愛)は、元家老の家に生まれながらも生活のために看護の道へ進む女性。モデルは、明治期に「大関看護婦会」を設立した看護師・大関和(1858〜1932年)。
大家直美(演:上坂樹里)は、生後まもなく親に捨てられ、教会で育った孤独な女性。モデルは、日本初の派出看護婦会「慈善看護婦会」を創設した看護師・鈴木雅(1857〜1940年)。
看護婦養成所で出会った一ノ瀬りんと大家直美。境遇も価値観も異なる2人は、当初はすれ違いながらも、命の現場での経験を通して少しずつ心を通わせていきます。
誰かの命を守ることで、自分自身の存在意義を見つけていく----そんな成長と絆の物語が、明治の風景とともに描かれます。
本作は、看護という職業を通して人と人がつながる瞬間を描いた作品です。未来を夢見る彼女たちの姿は、現代の医療従事者や若者たちにも共感を呼び起こします。
「人間とは何か」「ケアとは何か」を問い直すドラマとして、教育・福祉・医療の分野でも注目されています。
明治の風が薫る春、命と向き合う女性たちの物語が始まります。放送開始が待ち遠しいですね。※上記設定は放映までに変更される可能性があります。ご了承ください