塾長ブログ「一粒万倍」 - 社会人入試

東京純心大学別科助産専攻(助産師)入試過去問や偏差値、倍率、学費|創立者 江角ヤスと上谷いつ子新学長


東京純心大学別科助産専攻(助産師)の新学長は上谷いつ子氏

東京純心大学に別科助産専攻開設

東京都八王子市の緑豊かなキャンパスで、カトリックの精神に基づいた質の高い看護教育を提供してきた東京純心大学。その東京純心大学が2025年度、看護学部での確かな教育実績を背景に、「別科助産専攻」を新たに開設しました。これに合わせ、看護・助産教育の第一人者である上谷いつ子氏が新学長に就任しました。

助産師養成課程には「専攻科」や「学科」など様々な形態がありますが、東京純心大学が開設したのは「別科」です。大学卒業者だけでなく3年制の看護専門学校卒業者も広く受け入れ、1年間という短期間で助産師国家試験受験資格の取得を目指す集中的な教育を提供します。

創立者・シスター江角ヤスから続く「純心の心」と別科助産専攻の精神

「マリアさま、いやなことは私がよろこんで」

東京純心大学の教育の根幹には、創立者シスター江角ヤスの言葉「マリアさま、いやなことは私がよろこんで」があります。これは、最も困難な状況にある人々に進んで手を差し伸べる「能動的な愛」を指しています。

助産師の仕事は、生命の誕生という輝かしい瞬間に立ち会う一方で、深夜に及ぶ分娩介助や、予期せぬリスクへの対応など、精神的・肉体的な強さが求められます。別科助産専攻での学びは、江角ヤスが説いたこの精神に基づき、技術的な習熟だけでなく、妊産婦の不安を和らげ、新しい生命を全力で守るための「揺るぎない心の基盤」を築くことから始まります。

長崎の被爆体験から「いのちの尊厳」を学ぶ

シスター江角ヤスは、長崎での被爆という壮絶な経験を通じて、「真の平和は教育によってのみ構築される」と確信しました。この「いのちの尊厳」を何よりも重んじる姿勢は、生命の誕生という奇跡を日常的に扱う助産師にとって、最も重要な倫理的指標となります。

新学長・上谷いつ子氏が掲げる「愛に根ざした真の知恵」

上谷新学長が牽引する新時代の助産教育

2025年度に学長に就任した上谷いつ子氏は、長年にわたり看護教育学・母性看護学・助産学の分野で卓越した指導を行ってきた教育者です。上谷学長が提唱するのは、「愛に根ざした真の知恵(Sapientia)」。これは、エビデンスに基づいた高度な医療技術を習得した上で、それを対象者への深い愛を持って提供する能力を指します。

「別科助産専攻」ならではの少人数精鋭教育

別科助産専攻は、定員20名という非常に限られた少人数制を採用しています。上谷いつ子学長のもと、教員と学生が対話し、一人ひとりの個性や理解度に応じたきめ細やかな指導を行います。

【入試データ】東京純心大学別科助産専攻の難易度・倍率・学費

入試難易度と偏差値の目安

東京純心大学別科助産専攻は、看護師免許保有者(取得見込みを含む)を対象とした専門性の高い課程です。学力偏差値としては「45〜50前後」が目安ですが、助産師養成課程は全国的に供給数が限られているため、偏差値以上に受験対策には慎重さが必要です。

気になる倍率:新設専攻への注目度

入学定員は20名です。2025年度の開設にあたり、周辺地域の病院や看護学生からの関心が極めて高く、倍率は3倍〜5倍、年度によってはさらに高まる可能性を秘めています。1次試験の筆記だけでなく、2次の面接・小論文を含めたトータルな人間性が合否を左右します。

学費と利用可能なサポート制度

1年間の短期集中課程にかかる費用の概算は以下の通りです。
入学金:200,000円
授業料・実習費等:約1,300,000円〜1,500,000円
概算合計:約1,500,000円〜1,700,000円
(※正確な金額は最新の募集要項を確認してください。)

日本学生支援機構の奨学金のほか、将来の勤務を条件とした各病院の「助産師修学資金貸付」などを活用し、自己負担を最小限に抑えながら学ぶ学生も多く存在します。

まとめ:東京純心大学別科助産専攻で理想の助産師へ

2025年度に東京純心大学別科助産専攻は誕生しました。入試対策については敏塾にご相談ください。

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