さて、今日は専門実践教育訓練給付制度についてのお話です。多くの看護学校のホームページに情報が掲載されていますが、この給付制度は政府・厚生労働省管轄です。どこかの学校を例にした方がわかりやすいので、ソワニエ看護専門学校（岡山県）の例を挙げます。ソワニエ看護専門学校は専門実践教育訓練給付制度の認定校です。この制度は、働く人のキャリアアップと再就職を支援する制度なのですが、どこの学校でも認定されているわけではありません。ソワニエ看護専門学校は以下の要件を満たし、厚生労働省から専門実践教育訓練の講座指定を受けています。

●国家試験の受験率80%以上
●合格率全国平均以上
●就職率・在職率80%以上

支給額は今年の場合、平成30年度より、給付額は1年につき納付金（対象経費）の5割、給付上限は40万円となります。さらに卒業後、資格取得等をし、修了から1年以内に就職に繋がった場合は、納付金（対象経費※）の2割が追加支給されます。

ややこしいですよね。でも要は入試前に志望校の募集要項で専門実践教育訓練給付制度の認定校かどうか確認し、自分がその受給資格があるかどうかを志望校か、ハローワークに確認する、という作業を行えば確実かと思います。敏塾でもそのあたりの整理・助言はできます。（2019.11／敏塾　富士）

＜敏塾で学び、ソワニエ看護専門学校に合格した社会人の声です＞
ソワニエ看護専門学校の合格をいただきました。自分の進むべき道が適切に開けていることに感謝して、意気込み新たに準備を進めています。勝手なもので合格後、ひたすらアルバイトに精を出す日々を過ごしておりました。決して富士先生へのご報告を忘れていたわけではありません。富士先生の下にいる安心感のおかげで、なんとか受験の山を乗り切ることができました。本当にありがとうございました。（略）おかげさまで専門実践教育訓練給付金の受給資格を得て、将来的に学費の約５０％支給予定です。ここ1校しか受験可能なところが私にはなかったので、私は本当にラッキーでした。