塾長ブログ「一粒万倍」 - 社会人入試

看護学校の入学辞退について/ぜひご相談を。

看護学校の併願を検討している社会人の方々から「もし2校以上、看護学校に合格した場合、入学を辞退できるのか」とのご相談をよく受けます。志望校を決めるうえでとても大切な質問です。勉強する科目や今後の計画が変わるので本当に悩むと思います。様々なケースが考えられるのですが、まずは学校の規定を見ていきましょう。たとえば、北里大学は特別選抜(社会人入試が実施されています)入学辞退について、こんな規定をサイトに掲載しています。速やかに電話で入学辞退を申し出て所定の入学辞退届に入学許可証を添えて当該学部入試係に3月31日17:00必着で送れば入学金を除く納付金を返還するとのこと。

今治看護専門学校の場合は、こうです。3月31日16時までに入学辞退届および学納金返還請求書を簡易書留など記録の残る方法で送付すれば、届き次第、入学金を除いた学納金の返還手続きが行われるとの規定掲載があります。(ちなみに今治看護専門学校は社会人入試入学金免除制度を持つなど、社会人受入に理解があります)

今あげた2校、北里大学、今治看護専門学校を見た場合、どちらの場合でも入学辞退はできるけれども、所定手続きが必要で入学金は返還されない、という規定であることがわかります。ただし、学校により規定は異なります。専願規定があり、受験前に入学確約書、誓約書を書く場合も多いです。

つまり、入学辞退をどう考えるかは、志望校、受験時期、辞退するタイミング、入試制度、経済面そして、あなたの今の学力・得意科目など個々のケースにより異なります。そもそも辞退できるのか、どうなのか、その場合、どっちを辞退するのか、専願・併願を考えている社会人の皆さん、ぜひご相談ください。専願規定があっても入学辞退できることもありますし、逆に、そのタイミングで辞退したら、次の試験で合格できないと行く学校がなくなってしまう、というケースもあります。貴方の事情に合わせた、最もふさわしい助言ができると思います。すっきりしたうえで受験勉強に励みましょう。(敏塾 富士)

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