塾長ブログ「一粒万倍」小論文 - 社会人入試

「患護」?「看者」? 小論文・作文は「手書き」で。

「看護」を「患護」と書いたり、「患者」を「看者」と書く間違いをよく見ます。こういうミスは「漢字を知らない」から起きるのではありません。自分の頭で考えながら、自分の手で原稿用紙に書き、それを人に読んでもらう、という練習をしないから起きるのです。今は携帯・パソコンのメール等で誰もが毎日、頻繁に文字を書いていますし、時には、そういった「入力」で小論文や作文の練習をしている人もいます。しかし、それではダメです。

原稿用紙に自分の手で書く。書いたら見直す。間違えたら消しゴムで消す。普段、スマホやパソコンでうまく「入力」できている文字でも、実際に書いたら書けないことは、よくあるのです。自分の知っている字でも、考え事をしながら小論文を書くと書き間違う、ということもあります。だから、スマホやパソコンでの入力では、小論文の勉強はできません。自分の手で書いて欲しいのです。敏塾でも志望理由書や自己推薦書などは、パソコンでの指導もしていますが、小論文・作文はできたら「手書き」をおすすめしています。パソコンで書いたものを送ってきても添削します。でも、できたら、それをもう一度「手書き」で書く、ことの大切さも知っておいてほしいです。(敏塾塾長 富士/2013年8月10日)

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