理学療法士言語聴覚士 - 社会人入試

医療功労賞は言語聴覚士と理学療法士に/佐賀

地域医療への長年の貢献をたたえる「第45回医療功労賞」(主催:読売新聞社、後援:厚生労働省・日本テレビ放送網、協賛:損保ジャパン日本興亜)に、佐賀県内から国際医療福祉大学教授で言語聴覚士の深浦順一さんと、佐賀県理学療法士会政策検討委員長で理学療法士の溝上昭宏さんの2人が選ばれました。

深浦順一さんは福岡県大牟田市出身で、九州大学に進学。工学部で機械工学を学び、ボランティアサークルに所属していました。卒業後は、製造業の企業に就職しましたが、「障害者と向き合いたい」と、入社約半年後に転職を決意。東京の養成所などで言語障害者のリハビリテーションを学び、佐賀大学付属病院に約25年間勤務しました。2007年、国際医療福祉大学福岡保健医療学部の教授に就任。言語聴覚士を育成しながら、日本言語聴覚士協会会長も務めています。

溝上昭宏さんは佐賀県の白石町出身。1980年に理学療法士の資格を取得し、千葉の病院で地域医療やリハビリに携わりました。1983年から唐津市の河畔病院に勤務し、特に脳梗塞などによる脳血管障害で体にまひが残る患者のリハビリテーションに力を注ぐなどして、佐賀県内のリハビリ普及に努めてきました。河畔病院で働き始めた当初、唐津市内に理学療法士はおらず、佐賀県内でもわずか十数人でした。昨2016年8月に河畔病院を退職。唐津市の要請で今2017年1月から、国の制度として地域ケアを支える地域包括支援センターに勤務し、専門的な見地から体制の課題を見つける重要な役目を任されています。

くわしくは読売新聞でご覧ください。

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