看護師 - 社会人入試

「災害看護」被災者目線で・・・阪神大震災23年

大災害時に心身両面で被災者に寄り添う「災害看護専門看護師」の第1号に2017年、福井県内の5人を含む全国8人が認定されました。制度の創設から人材養成まで全てに関わったのは福井大学医学部教授の酒井明子さん。1995年の阪神大震災で「仮設のマザー・テレサ」と呼ばれた看護師の故黒田裕子さんから「何よりも被災者の生活目線に立って」と教えられたのが原点になりました。

災害看護専門看護師は、被災地支援の経験が豊富な酒井さんらが中心となって看護系大学でつくる全国組織に対し、大学に養成機関を設置するよう提案。日本看護協会が2017年12月に初めて認定したものです。学べるのは全国3大学院のみで、福井大学では2014年度に専門課程を設けました。酒井さんがつくったカリキュラムの実習は、10週間にわたる被災地活動を含みます。徹底した「現場重視」の姿勢は、2014年に73歳で亡くなった黒田さんから受け継いだもの。

くわしくは読売新聞でご覧ください。

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