東京電力 福島第1原発事故で福島県の太平洋側沿岸部の地域は慢性的な看護師不足に陥っています。避難によって人材が流出したことに加え、20～40代の子育て世代に戻らない人が多いからです。

そんな中、福島県南相馬市の看護師、稲垣恵さんは昨2014年、避難先から子供と一緒に古里の仮設住宅に戻り、同じ病院に復職しました。放射能への不安に揺れ続けましたが、高校時代に憧れて飛び込んだ職場への思いは断ちがたかったのです。

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