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酷暑日(こくしょび)とは、気象庁が2026年4月17日に正式決定した、最高気温40℃以上の日を示す新しい予報用語です。これは、気象庁が実施した大規模アンケート(総回答数47万8296票)と有識者の意見を踏まえて採用された名称です。
気象庁は、近年の日本で40℃以上の観測が毎年のように発生していることを理由に、新たな区分の必要性を説明しています。実際、1872年の統計開始以降、40℃以上の観測は108回あり、そのうち41回が2023〜2025年の3年間に集中しています。
気象庁が定める予報用語は以下のとおりです。
・夏日:最高気温25℃以上
・真夏日:最高気温30℃以上
・猛暑日:最高気温35℃以上
・酷暑日:最高気温40℃以上(2026年より正式採用)気象庁
猛暑日は35℃以上、酷暑日は40℃以上。 わずか5℃の差ですが、人体への負荷は大きく異なり、深部体温の上昇や脱水症状の進行速度が急激に高まります。
気象庁のアンケートでは、以下の候補が提示されました(得票数上位)。
1位:酷暑日(202,954票)
2位:超猛暑日(65,896票)
3位:極暑日(25,638票)
4位:炎暑日(22,292票)
5位:烈暑日(21,930票)
なお、日本気象協会は2022年から独自に「酷暑日」を使用しており、社会的な浸透度も高かったことが確認されています。気象庁
気象庁は、酷暑日が「最も多く支持を集めた」「日本語として適切」「社会的に馴染みがある」という理由で採用したと説明しています。
酷暑日は2026年4月17日から天気予報で正式使用されています。 今後は熱中症警戒アラートなどの防災情報にも活用される見込みです。
2023〜2025年の3年間で40℃以上の観測が41回に達し、過去に例のないペースで増加しています。
酷暑日の導入により、熱中症警戒アラートの発令基準や注意喚起の精度向上が期待されています。
40℃を超える環境では、深部体温が急上昇し、意識障害・多臓器不全のリスクが高まります。医療現場では、救急搬送の増加や点滴・冷却処置の増加が顕著です(一般的な医療知識として事実)。
・こまめな水分補給(経口補水液の活用)
・外出を避ける、日陰を利用する
・冷房を適切に使用し、室温を28℃以下に保つ
・高齢者・子どもは特に注意
酷暑日は、気象庁が正式に定めた40℃以上の危険な暑さを示す基準です。
気象情報を正しく理解し、熱中症対策を徹底することが、これからの夏を安全に過ごす鍵となります。