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東京都大田区に位置し、高い国家試験合格率を誇るのが「都立荏原看護専門学校」です。公立ならではの学費の安さは魅力ですが、近年、東京都立看護専門学校は入試制度や学費の改定がありました。
本記事では、2026年度(令和8年度)入試に向けた最新資料に基づき、偏差値・倍率の分析から、東京都立荏原看護専門学校の改定後の学費詳細、そして、社会人入試・一般入試の過去問について解説します。
都立荏原看護専門学校は、東京都保健医療局が運営する公立校です。最大の特徴は、隣接する都立荏原病院と連携した実習体制です。多くの実習をこの基幹病院で行えるため、移動の負担が少なく、現場の看護師から直接指導を受けられる理想的な環境にあります。
都立荏原看護専門学校のキャンパスは大田区東雪谷の静かな住宅街にあり、学習に集中できる環境です。国家試験合格率は例年95%〜100%と極めて高く、卒業後の進路も都立病院をはじめとした公的病院への就職実績が豊富です。
都立看護専門学校の学費は、令和に入り改定されています。「100%正確な最新の学費(令和7年4月現在)」は以下の通りです。
私立の看護学校(年額100万円前後)と比較すれば依然として格安ですが、以前の「年額約11万円」からは倍増している点に注意が必要です。これに加え、教科書代・ユニフォーム代・諸経費として初年度に約24万円程度が必要です。
経済的支援として「東京都看護師等修学資金」が利用可能で、卒業後に都内の指定施設で継続勤務することで返還が免除される制度もあります。
都立荏原看護専門学校の偏差値は概ね55〜57とされており、都立看護7校の中でも中堅〜上位の難易度を維持しています。
最新の倍率動向(令和8年度入試等):
かつての高倍率(3〜5倍)に比べると落ち着いていますが、都立看護専門学校は「基準点に達しない受験生は定員割れしてでも合格させない」という選抜方針があるため、数値以上に油断できない難易度と言えます。
社会人入試は、小論文と面接(人物考査)で合否が決定します。
時間は120分、1,200字程度で、設問に答える形式が一般的です。看護の根底にあるテーマが出題されます。「出題を正確に要約する力」と「自身の経験に基づいた論理的展開」が必須です。
社会人経験をどう看護に繋げるか、特に「なぜ今、看護師なのか」「厳しい実習に耐えうる生活基盤があるか」が具体的に問われます。50代で挑戦される方もいらっしゃいますが、年齢を不安に思う必要はありません。大切なのは「学ぶ姿勢」と「貢献の意志」です。
注意:現在の都立共通問題に「英語」はありません。
第一次試験(学科)は以下の2科目(マークシート方式)です。
過去問は東京都保健医療局のHPからダウンロード可能です。数学で8割、国語で7割を安定して取れるよう、繰り返し解くことが合格への最短ルートです。
「実習指導が非常に熱心」「荏原病院での実習は、将来の働くイメージが湧きやすい」といった肯定的な意見が多いです。一方で、「都立共通のカリキュラムなので、レポートや課題の量は非常に多く、自己管理能力が求められる」という厳しさへの言及もあります。
社会人の比率も一定数あり、「異なるバックグラウンドを持つ仲間と励まし合える環境」は、単なる資格取得以上の価値があると評判です。
都立荏原看護専門学校は、「質・費用・就職」の3拍子が揃った名門校です。学費改定や入試科目の変更(英語の廃止など)を正しく把握し、特に数学の基礎固めと小論文の構成力を磨くことが合格への鍵となります。
まずは公式サイトで最新の募集要項をチェックし、過去問3年分を解くことからスタートしましょう!
参考資料:
・東京都保健医療局「都立看護専門学校の入学方法」令和8年度版
・都立荏原看護専門学校「学生募集要項(令和8年度入学生用)」