塾長ブログ「一粒万倍」 - 社会人入試

『わたしたちはいのちの守人』(岩貞るみこ著)で知る救命救急看護師・認定看護師・助産師

医療はチームで守るもの
「医療は、ひとりのスーパーマンがいればいいのではなく、質の高いチームワークがあってこそ成り立つ」----この言葉が、本書『わたしたちはいのちの守人 三人の看護師・助産師の現場』の核心です。

著者はノンフィクション作家であり、モータージャーナリストとしても知られる岩貞るみこさん。 本書では、千葉・静岡・名古屋の病院で働く3人の医療従事者に密着し、看護師・助産師にしかできない仕事を、子どもにもわかる言葉で描いています。

本の内容:いのちの守人たちの現場
第1章:ドクターヘリで働くナース
登場人物:重山香織さん(日本医科大学千葉北総病院) フライトナースとして、救命救急の最前線に立つ重山さん。 重山香織さんは医師とともにヘリで現場へ急行し、限られた時間と資源の中で命をつなぐ判断を下す姿は、まさに"空の守人"。

第2章:病気とたたかうこどもを支える認定看護師
登場人物:加藤由香さん(静岡県立こども病院) 小児がんと向き合う子どもたちに寄り添う認定看護師。 治療だけでなく、心のケアや家族との橋渡しも担う加藤由香さんの"感情の守人"としての役割が描かれます。

第3章:いのちの誕生に立ちあう助産師
登場人物:加藤英世さん(名古屋市立西部医療センター) 助産師として、妊婦と赤ちゃんの命を守る現場。 出産という"始まりの瞬間"に立ち会う加藤英世さんの責任感と喜びが、温かく力強く綴られています。

この本が伝えるメッセージ
医師と看護師・助産師は対等な存在
医療はチームで成り立つ。誰かの補助ではなく、それぞれが専門性を持つプロフェッショナル。

"さりげない仕事"の中にある高い技術と判断力
患者のそばにいる時間が長いからこそ、看護師・助産師には見えるものがある。
救命救急フライトナースの重山香織さん(日本医科大学千葉北総病院)、認定看護師の加藤由香さん(静岡県立こども病院)、助産師の加藤英世さん(名古屋市立西部医療センター)といった「いのちの守人」の目を通じて見えるものが描かれます。

子どもにも届く言葉で描かれる"命の現場"
医療職を目指すきっかけになるだけでなく、命の尊さを知る教育書としても価値が高いです。

読者レビューから見える反響
「子ども向けとは思えないほど現実味がある」
「医療職の努力と信頼が伝わってきて感動した」
「自分も"命を守る人"になりたいと思った」
「コードブルーを思い出した。医療の厳しさと尊さが詰まっている」

こんな人におすすめ!
医療職を目指す小中高生・大学生・社会人・主婦
看護師・助産師の仕事に興味がある方々
命の現場に関心があるすべての読者

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