小論文、面接の準備をしている社会人の方々は、いったいどんなふうに試験をされるのか、試験方式が気になると思います。もちろん、学校や入試区分によりそれらはすべて違うのですが、たとえば佐賀大学医学部看護学科の入試方法はこんな感じです。

＜入試方法、配点等＞
大学入試センター試験を免除。小論文及び面接の結果を総合して入学者を選考。配点は小論文 200 点、面接 60 点（総得点 260 点）。

＜小論文＞
小論文は病める人の身になって医療を実践できる良き医療人となるにふさわしい人間性及び種々の問題を科学的・論理的に思考し、それを解決しうる能力を評価することを目的とします。
（形式）資料を提示のうえ、論述式の試験を行います。
（評価）複数の委員がそれぞれ全受験者の成績の評価を行い、その総計点を小論文の成績とします。

＜面接＞面接は、看護学部に入学するにふさわしい人物を選抜するために、これまでの社会人としての経験を生かした、看護学科志望の動機、学習意欲、積極性、生命や医療に対する倫理観、チーム医療の一員となる上で不可欠の協調性やコミュニケーション能力について、対話・口述を通じて評価し、将来優れた看護職者になるために十分な適性を備えているかどうかを総合的に判断します。

なお、志願理由書及び調査書は面接にあたって参考にします。
（形式）個人面接の形式で行います。面接時間は約 10 分で、3 名の面接者が面接にあたります。
（評価）3 名の面接者で評価を行い、その結果を面接試験の成績とします。

これを読んだ受験生の方々、このまま、自分の志望校に当てはめないでくださいね。学校や入試区分によって、これらは全部違うんです。たとえば、この佐賀大学の看護学科ですら、3年次編入で受験する場合は相違点があります。安易な判断は禁物です。

敏塾で学び、佐賀大学に合格した社会人の「合格者の声」です。
「父母、娘といっしょに合格発表を見に行きました。おかげさまで、佐賀大学看護学科に合格することができました。ありがとうございました。これからが大変ですが、まずは助産師を目指し、スタート地点に立てました。4月からは看護学生。夢に向かってがんばります。ありがとうございました。」