6月21日、大阪市中央公会堂で開催された日本キャリア開発協会の15周年記念大会に参加してきました。日本キャリア開発協会は、主にＣＤＡというキャリアカウンセラーの資格認定や研修・スキルアップを通じて、多くの人々のキャリアについての支援を行っています。ＣＤＡ資格認定試験は、厚生労働省のキャリア形成促進助成金(職業能力評価推進給付金)の対象となる「キャリア・コンサルタント能力評価試験」として指定されています。

私もＣＤＡ資格取得者ですが、敏塾が単なる科目指導だけの進学指導塾にとどまらず、社会人や主婦のキャリア・生き方に向き合い、たとえば、看護への転職や個々の進路希望、子育てや家庭の状況、それぞれの考え方や価値観に応じて、多様なサポートをしていくように努力しているのも、この資格に拠るところが大きいと思います。受験指導は「先生」なら誰でもやります。でも、「私、看護師になりたいのですが...」という希望と不安、なりたいけど、年齢や親や配偶者、出産や子育てのこと、今後の人生や自分の生き方までを考えて悩み、迷い、躊躇したり、先延ばしにしておられる社会人・主婦の一人ひとりを見つめて指導・応援している塾は「敏塾」以外、そうないのでは、と思っています。日本キャリア開発協会の大会に出席して、あらためてそう感じました。（敏塾塾長　富士／2014年6月23日）