塾長ブログ「一粒万倍」 - 社会人入試

今、実は喪中。今年の春3月に亡くなった父の思い出。

実は私、喪中です。これは私事なのですが、今年の3月に私の父が、がん(前立腺がん→膀胱がん→全身転移)で亡くなりましたので、来年の年賀状は準備していないのです。ただ、喪中ハガキも作っていなくて宙ぶらりんになっています。とはいえ、年賀状をいただいた方にはお返事を書きますし、寒中見舞いやお手紙などを工夫してご挨拶をしようかな、と考えています。でも、今年、父親を亡くすまで、またずいぶんいろいろな経験をしました。あちこち、ホスピスを回って、どこで最期を迎えるべきか、家族で考えたり

けっこうあちこち、週にひとつずつくらいホスピスに予約を入れて片っ端から車で見学に回りました。とはいえ、病状が刻一刻と変化して、良くなったり悪くなったりでタイミングが難しく、結局はホスピスに移せずに、父親が最初からお世話になっていた病院で最期を迎えたのですけどね。癌が見つかって以来、長年にわたって何度も病院に足を運び、父は入退院を繰り返し、放射線療法から始めて、膀胱全摘手術、さらにストーマを付けて、抗癌剤治療もやって...。父親は生前「葬式、暖かい日にできたらいいのに」と言っていましたが、父親の葬式の日は快晴でした。3月には珍しいくらい暖かい春のような日だったのを覚えています。(敏塾塾長 富士/2013年12月7日)

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