塾長ブログ「一粒万倍」 - 社会人入試

「時間がないので今年の受験はやめておこう」という先送り

入試が近づくと、受験生は「時間が足りないので、今年の受験はやめておこう」という気持ちになります。特に、まだ何も勉強をしておらず、今から始めても間に合うわけない、という気持ちの受験生は、そうやって「今年の受験をやめて」先送りにしてしまいます。これが計画的な延期であれば、合理的な判断かもしれませんが、こわいのは、そうやって何年も毎年先送りしてきている「潜在受験生」がいる、ということです。

社会人の場合、受験は仕事や家庭の事情などで見送られることもありますが、大切なのは、今年は受験しなくても勉強は始めるべきだ、ということです。社会人入試まであと1ヶ月しかないから今年は受けない、のではなく、あと1ヶ月だから、勉強を始めて今年の受験をする。不合格だったとしても、その受験生は次の年の受験を「1年1ヶ月前から」準備していることになります。来年の合格率が上がるのです。まずいのは、今年はもうギリギリだから無理だ、と言って、勉強をやめて、来年もまたギリギリになる、というパターンです。万年「未受験」では受かりません。(敏塾塾長 富士/2013年8月30日金曜日)

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